昆虫とキ◯タマを食べに行きました
※この記事は虫の画像が出てきますので苦手な方はご注意ください
「昆虫食に興味がある」
突然友だちからLINEがきたので、ノリで昆虫が食べられるお店にいきました。
意外に意外が重なり、色々な人に話したくなる体験となったのでブログにも書いておきます。
行ったところ
9月某日、「米とサーカス 高田馬場店」さんにお邪魔しました。
内容はお肉のコース+飲み放題で予約し、追加で虫やらなにやらを頼むという流れでいきました。
食べたもの(肉編)
まずはコースのお肉から。
・羊
・鹿
を焼肉にして食べました。
羊は普通にジンギスカン、鹿も実家付近で狩猟が盛んなので普通に食べた事があり、抵抗なく美味しくいただきました。
それにしても鹿肉は黒いですね。
あとは追加注文で兎の唐揚げもいただきました。
こちらもまた美味しくいただきました。特にクセもなく、鶏肉のような感覚です。
見た目のせいかな?
食べたもの(昆虫編)
お酒を飲みながら雑談に花を咲かせていると…
昆虫の6種類盛り合わせ(通称:ムシロク)がきました。
う、うひゃーー。
ノリでここまできてしまったけれど、いざ虫を前にするとゾワゾワします。
一緒にきた友達2人は大喜び。
右上から時計回りに、
・タガメ
・蜂の子
・オケラ
・コガネムシ
・イナゴ
・タイワンツチイナゴ
です。
パッと見一番に「食べれない」と思ったのはタガメでした。
(しかし、このあと衝撃の出来事が!)
まずは、食用としてよく目にする蜂の子からいただきました。
味は、そのまんま佃煮。噛むとちょっとプチッと感がありますが、粒が小さいのでそこまで感じません。余裕余裕。
次にオケラをいただきました。蜂の子と違い、いよいよ「虫」感が出てきて少し抵抗…。友達にビデオを撮られながらの「早よ食え!」コール。
思い切ってパクリと口に入れました。
ん…?うまいぞ!?
あ、ポテチだ…
何かをフライにして塩を振りかけた感じの味がしました。
虫を食べることによるぶちゅっと感みたいなのはなにも感じません。
どうしよう。意外とうまい。悔しい。
お次はイナゴ。
実家近くの魚屋さんでイナゴの佃煮が売っているのを見た事があるので、食べられるものだとはわかっているのですが、これまた足などが虫感全開で口に入れる気が起きません…。
目をつぶって、えいっと口に押し込みました。
もぐもぐ…
あ、
お正月のおせちの田作りだ…
味付けと、イナゴの少し硬めの食感が、田作りそのものでした。
正直、隠しされて口に入れられたら間違えると思います。
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お次はコガネムシ。
コガネムシは…正直美味しいと思えず、お酒で流し込んでしまいました><
友達と1匹を半分こして、私は下半身を食べたのですが、やはり大きいだけあってお腹の内容物を感じてちょっとウッてなりました。
そしてタイワンツチイナゴ。なかなかのでかさです。草原でこれが腕に乗ってきたらちょっとビビります。
こちらも友達と半分こして、私はお腹の部分をいただきました。
味は…あまり記憶にないです…。コガネムシと同じで、可もなく不可もなくという感じでしょうか?
最後にタガメ。
最初このプレートを見たときは、タガメを丸ごと食べるなんて絶対無理!と思っていましたが、タガメだけは殻は食べず、解体して内臓を食べるタイプでした。
実はプレートと一緒にハサミと小冊子が渡されており、冊子に書いてある手順通りにタガメを解体するという謎イベントが発生しました。
(ちょっと私は触るのに抵抗があったので友達が解体しました)
解体しているときに店員の明るいお姉さんが見守っていてくれました。
「タガメのお腹の匂いかいでみ?いい匂いがするから。」
は?なにを言ってるんだこの人は…?
昆虫のお腹がいい匂い?
猫のお尻の穴を嗅ぎまくる人と同じノリか?
まぁどうせ土のにおい何だろうし嗅ぐだけ嗅いでみるか…と鼻を近づけると
え?
梨のにおい…?
とってもフルーティーな梨のようなにおいが鼻腔に広がりました。
目を閉じて嗅ぐと、綺麗なお姉さんの香水のような匂い…
でも、目を開けるとタガメ!!
どうやら、このタガメはオスで、梨の匂いの正体はフェロモンとのこと。
私たちのタガメが特に梨のにおいが強く、ラッキーだったね⭐️と店員さんが教えてくれました。
お腹を開けて内臓(緑色)を、マグロの中落ちのごとく箸で刮(こそ)いで食べました。
絵面だけ見るとグロテスクですが、風味は完全に梨。
塩茹でなので味はしょっぱいのですが、塩をかけた梨の風味の何かって感じでした。
これからタガメを見かけるときは梨の香りを思い出してしまいそうです…。
昆虫6種類、全て食べきっての感想は、
味部門ではイナゴ
勉強になった部門ではタガメ
ガチで虫部門ではコガネムシ
がそれぞれ優勝という感じでした。
提供される虫は時期によって異なるみたいなので、また行きたいです。
ミルワーム系の奴も食べて見たいんだよなぁ。
おまけ(?)
最後に、豚さんのキ◯タマも食べました。
本当はサオ+タマを食べて見たかったのですが、サオは売り切れでした。残念!!
味付けが結構濃いめだったので(生姜焼き)、生臭さなどは全然感じず食べられました。食感はレバーに近い感じです。
非常にどうでも良いですが、注文したときに店員さんが「豚タマ一丁〜!!」と言っていて、お好み焼き屋みたいだなと思いました。
虫もキン◯マも、食べる前は少々ビビっておりましたが、意外な発見も多く、行ってよかったと思えるお店でした。
皆さんもぜひお友達と行ってみてくださいね〜。